Blog

初心忘るべからず

また痛ましい事故が起きてしまった。

 

先日のことではなかったろうか、思い出したくない事故、しかし忘れてはいけない事故・・・・・。

元通○官僚・・・「アクセルが戻らない・・・」と・・、母親と幼い女の子の命を奪ってしまった事故。一流大学を卒業された方なのであればとっさに危険回避能力ぐらいはおもちですよね・・・、

たとえば、ハンドルを安全な方向に切る・・・、ブレーキを踏む・・・、サイドブレーキを引く・・・、ギアを下げる(抜く)・・・、エンジンを切る・・・、どれか一つぐらいはできたのではないでしょうか・・・・

 

 

滋賀県大津市の事故

交差点で事故を起こした2台の車のうち1台がはじかれ園児たちの集団を襲った。

事故写真を見て驚いたことがある。それははじき飛ばされた車の止まっている位置である。交差点(衝突地点)から信号機と歩道の縁石の隙間をすり抜けて園児たちにぶつかっているようだ。

どちらかにハンドルを切っていたら車は違う動きをしていたかもしれません・・・・・。

記事にはこう書かれていた「歩道の縁石やガードレールのない部分から、信号待ちの園児らの列に突っ込んだ。車道側にいた女性保育士に接触し、後ろにいた園児13人をはね、歩道奥のフェンスに当たって止まった・・・」と書かれていた。

 

歩行者はどうやって車から命を守れば良いのだろう・・・・・、

 

ちがう、一番大切なことは、ドライバーがどうやって歩行者の命を守るかである。

 

信号待ちをしている園児たちの姿が見えたらドライバーの進路信号が青であっても減速する。あるいはアクセルペダルから足をはずしブレーキペダルを意識する。これは交差点以外でもそうあって欲しい。

とある学校でハザートマップ作りで危険箇所の確認をおこなったとき。ここは不審者に注意・川に注意・列車に注意・車に注意など危険箇所を挙げていった。不審者や川、列車ぐらいまでは「~に注意」でもいいが、車に注意ではなく、車が注意ではないのか(もちろん車に注意と合わせてである)

「歩行者軽視」ではなく「歩行者重視」でなければならない。

 

「アクセルがもどらなくて」「西日がまぶしくて」「LINEに気を取られて」「タバコに火を着けようと」「ポケモンGOをしていて」・・・・・ハンドルを握る資格はありません。

 

【初心忘るべからず】

「何事においても、始めた頃の謙虚で真剣な気持ちを持ち続けていかなければならない」という意味で使いますが世阿弥がいっている「初心」は「初心者」の初心のこと「まだ未熟なこと」つまり「なにかを始めたときの下手だった記憶や、その時に味わった悔しい気持ちや恥ずかしさ、そこから今に至るまでのたくさんの努力を忘れてはいけません」という意味です。

 

私は「初心忘るべからず」のごとく3ねんという短期間で免許更新をしております。(大変失礼しました)

 

 

SHIBAまごころデイサービス・キッズでは定期的交通安全指導を実施しています。

 

 

 

子どもたちも指導員も真剣そのものです。

 

悲しい事故がなくなりますように

 

なくなられた園児のご冥福を心よりお祈り申し上げます

 

 

SHIBAまごころデイサービス・キッズでは 随時 説明会・見学会 を実施しております

【開催時間】  平日・土曜日  13:30~17:00

【詳細・お問い合わせ】  0296(49)6887 担当  柴 のぶ子 までよろしくお願い致します

アーカイブ