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「育自」

ある部活動の練習を見に行ったときのときである

「今から連続ラリーを100本!」と先生のかけ声でラリー練習が始まった。

 

ある子が連続80本で途切れてしまったとき、

A先生「もったいない、あと20本だったのに・・・、」

B先生「前回は60本で途切れたけど今回80本連続できたね。頑張ったね」

 

よく聞く言葉で「減点方式と加点方式」に似たものを感じました。

テストで80点を取ってきた子どもに・・・・・・、「20点も何を間違ったの! もっと頑張らないと・・・、」これが100満点に対しての20点の減点方式。

子どもにとっては「20点間違えてしまったのか」と、できない部分が記憶に残されてしまう。

 

「80点か、合格点だね。次も頑張ろうな」これが加点方式。

子どもにとっては自信のつく言葉になるのではないでしょうか。

 

①100-(1×20)=80

②(1×80)÷100=80%

①は減点方式・・・20も間違ってしまったのかと間違えを数えているような・・・②は加点方式・・・できたのが80もあると80の数字が誇らしく見えてくる。

模範解答はどちらかと言われてもどちらにもメリット、デメリットはあると思うので模範解答はないと思っています。

減点方式には「間違ったところがすぐに気づく」というメリットが、加点方式には「得意分野を伸ばせていける」というメリットが・・・、

状況に応じて使い分けをしてみるという方策もある。

 

「育児」とは言葉通り子どもを育てることで有り、「育自」とは子どもを育てながら自分も育つ。

「育児」には「育自」が大切ですかね。

今年還暦を迎える私はいまだに「育自中」です。GWは育自休暇をとらせていただきます。

 

今日はスタットレスタイヤを普通タイヤに(午前中職員が履き替えてくれました)履き替えた車で学校までお迎えに行きました。

一番最初にやってきた○○くん、「タイヤかえたね」

なんて鋭いのだ!私だって黒いタイヤが赤いタイヤになれば気づくとは思いますが、タイヤの溝が少し変わった位なのに・・・、子どもはよく観察してますね。

 

 

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