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花筏

「桜雲(おううん)」「零れ桜」「桜雨」「桜影」「桜月」「桜流し」「花明かり」「花筏(はないかだ)」「花かがり」「花霞」「花曇り」「花衣」「花盛り」「花便り」「花時」「花の風」「花吹雪」「花冷え」「花人」「花の雪」「夢見草」

ざっと調べてみてもこれだけの桜言葉があります。いかに桜が日本人に愛されているのかがわかります。そしてどの言葉も歌のタイトルになるような・・・・優しさを覚えます。

 

作家でもあり僧侶でもある瀬戸内寂聴さんが新元号「令和」を初めて聞いたとき「令和は(れ)から始まり響きがいい。(らりるれろ)が入っていると言葉がきれいに聞こえる」と話されていました。

桜(さくら)の響きがきれいで優しく感じるのは、(らりるれろ)の「ろ」が入っているからなのだろう。

 

 

桜言葉の中で個人的に「花筏」という言葉が大好きです。

 

私の住む下妻には「砂沼」という桜の名所があります。

私はここで零れ桜のころ水面にできる花筏を眺めるのが大好きです。

時たまカモのつがいが花筏を横切る。途切れた桜の花びらがまたくっつき筏ができるまでまでの時間をただ浪費するのがとても贅沢に感じます。

今年の見ごろは今週末6~7日ごろかと思います。

桜を見ないで水面を眺めているおじさんがいたらおそらく私です。至福の時間をすごしておりますので声かけはご遠慮下さい。

 

 

(フリー画像より)

 

桜を眺めていると桜を詠んだ歌を思い出します。

 

【明日ありと思う心のあだ桜  夜半に嵐の吹かぬものかは】

 

下妻市にもゆかりのある親鸞聖人(下妻市には親鸞聖人お手植えの銀杏の木があります)が9歳の時に詠んだ歌のようです。

「美しく咲く桜が明日も今日のように咲いているとは限らない。夜半の嵐に吹き散らされることもある」という歌ですが、そこには「人間の命はいつ果てるともしれないのだから、今このときになすべきことをしておきたい」ということらしいです。9歳にして人生の悟りができた親鸞和尚ですね。

私は単純に「今晩夜桜を見に行くつもりだったけど、おっくだから明日でいいか・・・、」と、その晩激しい桜流しの雨・・・・・これがこの歌の意味だと信じていたのは私だけでしょうか。

 

 

今日も子どもたちのパワースポット散歩

 

 

 

 

子どもたちアップで載せられないのが残念ですが笑顔満開、菜の花満開、桜満開でした。

 

 

 

お天気がいいとじっとしていられないのが子どもたち・・・・近くの公園までピクニック

 

 

 

それにしても気持ちよさそうです。

 

こちらの公園の桜も満開でした。

 

 

昨日3日は古河市にあります「ミヤト製菓株式会社」さんまで工場見学に行ってきました。

 

ミヤト製菓さんは1925年(大正14年)に宮戸安之助氏が製菓業を始めたのが始まりだそうです。創業94年にもなる「かりんとう」の老舗製菓店なのですね。

 

「かりんとう」を漢字で書くと「花林糖」と書くのですね。

 

 

ご担当の方よりお話を聞きました。

子どもたちの口はすでにかりんとうになっているようです。

 

いよいよ衛生管理の扉を開けて工業内に入ります。

 

たのしく工場見学ができました。

ミヤト製菓株式会社の皆様ありがとうございました。

 

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