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「わたしメッセージ」と「あなたメッセージ」
今年のゴールデンウィークは三年ぶりに規制の無いお休みとなりました。
どこの行楽地も人、人、人の行列になり、高速道路は40キロ、50キロの大渋滞の様子。
そんな行楽地でよくある光景・・・、
テレビ的には「行楽地てんやわんや物語」とか「観光案内所、本業出来ずにてんてこまい・・・その訳は」なんて放送があるかもしれませんね。
それは・・・・・、
とある観光案内所で小さな子どもたちが泣いています。
おそらく親とはぐれて迷子になってしまったのでしょう。
我が子の姿が見えなくなった親は「どこに行ったの」「事故になんて合わないで」と心配と不安で一杯です。心配や不安といった最初に持つ感情を「第一次感情」と言うそうです。
案内所からのアナウンスをきいた保護者が心配と不安の表情で案内所に向かいます。
案内所にいる我が子を見つけると「ごめんね、お母さんとても心配して探し回っていたの」と、私を主語とした「わたしメッセージ」で伝えました。
子どもには、お母さんがとても心配していたことが伝わり、これからは親に心配かけないようにと思ったに違いありません。
さて、まもなくもう一人の親がやって来ました。
最初の親と同じように心配と不安で一杯になりながら我が子を探し回っていました。でも一つ違っていたのは、案内所にいる子どもを見つけるなり、焦りや不安、心配という第一次感情が溢れだし、次の段階に移行しました。それは「怒り」という第二次感情に変わってしまったのです。
子どもにいきなり言いました。「あなた何やってたの、どこに行ってたの」と、あなたが主語の「あなたメッセージ」で伝えました。
これでは子どもには親が心配していたことが伝わらず、怒られたことでの言い訳と、反発が生まれてしまいます。これでは親子のコミュニケーションに誤解が生じてしまうかもしれません。
「第一次感情」を大切に「わたしメッセージ」で子どもたちと接していこうと思います。
「わたしメッセージ」は植物にも通じるかも・・・。
去年育てた「ベゴニア」
今年も咲いてくれるかな、
子どもたちと職員が一緒になって水あげをしたりしてお世話をしていました。
「私たち芽が出て花が咲くのを楽しみにしているよ」・・・と「わたしメッセージ」で。
こんなに優しい花を咲かせてくれました。
先日はSHIBAまごころデイサービス・キッズ農園のサクランボが食べ頃をむかえたのでプチサクランボ狩りです。
SHIBAまごころデイサービス・キッズでは随時 説明会・見学会を実施しております。
【開催時間】 平日・土曜日 13:30から17:00
【詳細問い合わせ】 ☎ 0296(49)6887 担当 柴 のぶ子 まで よろしくお願いいたします。