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「十年後」
旅人がある町を訪れたとき・・・、
三人のレンガ職人と出会った。
最初のレンガ職人に旅人が聞いた。
旅人「何をしているのですか」
レンガ職人A「親方にレンガを積むように言われたから積んでるのさ」とつまらなそうに答えた。
二人目のレンガ職人に聞いてみた。
旅人「何をしているのですか」
レンガ職人B「親方にレンガで壁を作るように言われたから積んでいるのさ、それに家族を養うお金が必要だから」と活力なく答えた。
三人目のレンガ職人に聞いてみた。
旅人「何をしているのですか」
レンガ職人C「立派な教会を作っているのです。歴史に残るような立派な教会をね」と誇りと満面の笑みを浮かべて答えた。
ご存じイソップ物語の三人のレンガ職人の話です。
私はふと疑問というか旅人の尋ね方を問いたいと思う(何をしているのですか?と尋ねたことを前提として)
例えばこのように尋ねてみたらどうだろう。
旅人「なぜ、レンガを積んでいるのですか」
「なぜ」・「why」と聞く事で作業の目的がはっきり見えてくるはず・・・・・某コーヒーショップのミッションのようです「なぜ一人一人に一杯のコーヒーを作るのか」
さて、十年後のレンガ職人たちは何をしているのでしょうか、
レンガ職人Aさんは相変わらずつまらなそうにレンガを積んでいました。
レンガ職人Bさんは、すこし危険だけれど賃金の高い屋根職人になっていました。
ではレンガ職人Cさんはどうしているのでしょうか、
設計図を手に持ち職人たちに指示をだす現場責任者になっていました。・・・やがて完成した教会には彼の名前が付けられたそうです。
どんな仕事でも「何をしているのか」ではなく「なぜ、これをしているのか」「なぜ、それをしているのか」・・・・・目的や使命がはっきりすることで「なぜ、これをしているのか」がはっきりと見えてくる。
私は前会社の研修でこんな言葉を教えて頂きました。
「次工程はお客様」・・・・・「今行っていることの先には必ずお客様がいるのです」・・・・・今でも覚えている(三十数年も前のことです)
研修とは自分磨きでもありますね。
先日合同会社チームSHIBA(SHIBAまごころデイサービス・キッズ・SHIBAまごころデイサービス・シニアクラブ)職員の研修がありました。
講師に金子 利夫先生を招聘し「人権問題」についてご講演をいただきました。
画面中央がご講演をいただきました 金子 利夫先生です。
金子 利夫先生(左)と柴 秀彦代表(右)です。
先生から「支援とは平等になされるものではなく、一人一人に合った支援をすることです」と教えて頂きました。また「障がい者」ではなく「障がいのある人」と言うべきとも話されました。
「常に温かい心を持たれている人」と、お人柄を感じるご講演内容でした。
研修を受け、ひとまわりスキルアップし大きくなった合同会社チームSHIBAの職員たちです。
金子 利夫先生 ありがとうございました。
SHIBAまごころデイサービス・キッズでは、随時 説明会・見学会を開催しております。
【開催時間】 平日・土曜日 13:30~17:00
【詳細・お問い合わせ】 ☎ 0296(49)6887 管理者 柴 のぶ子 までよろしくお願い致します。