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知恵
自然界の植物はどうやってこんな知恵を得たのだろうか?
植物は花を咲かせチョウチョや蜂などの協力で実を結ぶ・・・までは良いのだが肝心なのは、その実、その種をどのようにして種まきするかだ。
種まきの仕方にはそれぞれの植物が工夫を凝らした技・知恵をもっている。
動物の身体に種を付着させる植物:オナモミ・ヒナタイノコズチ・アメリカセンダンクサなど、あぜ道や藪に入ると体中に種子が付いていた、なんてこと誰でもお持ちではないでしょうか、特にセーターなんて着ていた日は大変なことになってしまいます。
風に種子を運ばせる植物:セイヨウタンポポ・ノボロキクなど、タンポポの綿毛を一つつまんでは「フッー」と飛ばした経験も必ずあることでしょう。子どもの頃「耳に入ると聞こえなくなるからダメ」と注意された記憶がありますが・・・都市伝説なのだろうか。
自分の力で種子を飛ばす植物:ホウセンカ、ツリフネソウなど、ホウセンカは時限爆弾的な遊び方をしました。友達と順番で種の袋(?)を触っていき誰が触ったときに袋が爆発(割れる)し種が飛散するかを競う遊びでした。ゲームなど無かった時代はなんでも遊びの対象にできたのですね。この種普通に1~2mは飛んだような記憶があります。
動物に果肉を食べてもらい種子を運んでもらう植物:ナンテン・ネズミモチなど、こんな所になぜこんな植物が生えているの、と思いもよらないところに生えている植物は案外この種の植物かもしれませんね。
自然界での植物のDNAはすごい、と感心させられました。
さて自然界から離れて人による植物の育て方・・・・・
先日SHIBAまごころデイサービス・キッズの子どもたちに協力してもらい大根の間引きを手伝ってもらいました。
ただ引っこ抜けばいいだけ・・・ではありません。
どれを残して、どれを抜くか、見極めなくてはなりません。
畝(うね:土を盛り上げて作った土手のようなもの)に平行に葉っぱを広げているのは残し、畝と直角に葉っぱを広げている物は引き抜く・・・とウィキペディアに書いてありました。
店頭に並ばない大根の一つに先端が二股に分かれた大根があります。なぜ二股に分かれてしまうのでしょうか?
大根はしっかりとした根を張りぐんぐん下に伸びていきますが途中に障害物があるとそれを避けるように先端が二つに分かれて育ってしまうようです。
子どもたちにとって障害物はたくさんあります。障害物を取り除くには限界があります。しかしその障害物にぶつからないように導くのが私たち大人の役目では無いでしょうか。
SHIBAまごころデイサービス・キッズでは 随時 説明会・見学会 を実施しております。
【開催時間】 平日・土曜日 13:30~17:00
【詳細・お問い合わせ】 ☎ 0296(49)6887 担当 柴 のぶ子 までよろしくお願いいたします。